The Null Hypothesis Scarfはじめました
Pattern : The Null Hypothesis Scarf by Katrina Elsaesser
Yarn : Filatura Di Crosa Zarina / red=col.col.1493, white=col.1396
Needle : JPN 5 (3.6mm)
【Ravelry Page】
ファンシーショールも途中ですが、ダブル編み、両面編み、リバーシブル編み・・・色々言い方がありますが、要するに裏表両面を同時に編んでいくマフラーを編み始めました。46目x84段のチャートが合計7枚もあって、最初から最後まで模様がぜんぶ違うというマフラー。この写真にちょっとあらわれてるのは時計と歯車の図柄らしい。
去年Rainbow Scarfを編んだのと同じ技法です。このパターンはNeedles and ArtificeというeBookの中に入ってるパターンのひとつ。24もパターンが入ってるので$16.95という値段は安いくらいだと思ったけれど、ばら売りしてくれればいいのに・・・と残念に思いながら、どうしてもこのスカーフが編みたかったので買いました。
で、買ってから開いてみて初めてPFDファイルが200ページ以上あることが発覚_ノ乙(、ン、)_なんだこれは!
しかもよく見てみると、章ごとに小説っぽいものがついてて、お話になってる・・・のか?
読みたいじゃないかくそーーーーー! こんなにページ数が多いなんて、印刷するのも大変じゃないか!
わかってれば、最初からわかってれば、値段が倍であっても印刷版付きの方を買ったのに!!
とまあ、色んな葛藤を経て編み始めました。
↓こちらがA面(表側)。上の赤い方はB面なのです。こうやって色がネガポジになるんだよ。
でだ。リバーシブル編みとはなんぞや。こういうやつです。
裏側と表側を一緒に編んで行くの。手元で編む動作は、表編み・裏編み・表編み・裏編みの繰り返し。
糸の取り回しが1目ゴム編みとは違う。
もういっちょ。
で、私はこんな風に糸をかけてます。指輪は必須。糸がくっつくと編む速度がガクッと落ちるので。私はこれが一番早く編める。(もっと早いかけ方があったら知りたい)
リバーシブル編みのときの作り目、伏せ目と両端の始末はどうするのが一番いいか。
諸説色々あると思うけど、前回レインボースカーフの時、やっぱり端になるところは2色2本取りで編んだ方がシッカリして仕上がりが一番きれいだと思った。
なので、今回は2色2本取りで、指でかける作り目で48目作り目。
なぜ48目になるか。パターンのチャートの目数は46目。裏表で倍の92目の目数が必要なので元のパターンでは当然"Cast on 92 sts"と書いてあるのだけど、2本取りで作り目をすると作り目した糸を裏表に分けて割りながら1段目を編むことになるので、チャートの目数46目に左右の端目を1目ずつ足して、作り目48目です。
端目は2本引き揃えて編みます。編み始めの1目はすべり目、チャート通りに1〜46目まで編んで、最後の目は2色引き揃えて表編み1目。延々とこれの繰り返し。
作り目した次の段は編みにくいので、チャート1の1段目に入る前に模様なしの段を1段勝手に挿入。
このパターンのややこしいところは、レインボースカーフのときと違って「行き(A面が手前)」と「帰り(B面が手前)」の模様がまったく違うところかな・・・・。レインボースカーフは模様の変化が2段ごとだったので、「帰り(B面が手前)」のときはチャートを読む必要がなかったんだ。
それでも頭をパチッと切り替えてチャートを読むのにもだんだん慣れて来た気がするな。
まあ、おおむねそんな感じです。この土日編んで、今はこの倍くらいの長さになったかな。
長い旅になりそうだけど、楽しんで最後まで編めるといいなと思います。