みどりの雑記帳

みどりです。はてなダイアリーから移転してきました。編み物の話と日常雑記のブログです。

スタジオエフさんのミンク混糸Douce(ドゥース)

スタジオエフさん】から近く発売される予定のDouce(ドゥース)という糸の「爆編みびと」に応募したら当たりました! もうすぐオリンピックだし、仕事も忙しい週だし・・・等と尻込みしていたけれど、ミンク混という珍しい糸への興味が強すぎた。
抽選に当たった幸運に感謝しつつ、頂いた機会を最大限に生かすように頑張ります!


Douce(ドゥース) : ミンク40%、レーヨン30%、ナイロン30% 100g約1200m 24番双糸
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私はワイン色の小物の担当ということで、100g送られてきました。
うちにあったミンクのハギレを無意味に配置(笑)ハギレを弄り回しながら、ミンクの長い毛の下の方にいっぱい生えてる、このもっしゃーっとした細かい産毛を梳いて糸にしたんだろうか、と想像。


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届いたときの第一印象は細っこくて固い糸。獣毛らしい感触とツヤはあるんだけど、縮絨前は糸がしっかりしてて細くて、芯がある印象。化繊ぽい感じはしない。あえていうならアルパカに近い? でももっとスッキリした感じ。
模様編みスワッチ縮絨前。色は(私のパソコンでは)この写真が一番近いと思う。
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Pattern : Woodland Shawl by Nikol Lohr
Yarn : Douce : Mink mix yarn / Wine
Needle : ニットプロシンフォニーウッド 3.25mm
Gauge:
縮絨前:1模様12目16段が横6.5×縦5.5cm
縮絨後:1模様12目16段が横6×縦5cm


かうしかさん】がこの赤を「ルージュカラー」と表現していて、なるほどと納得。確かにそんな感じ。和の色名だと蘇芳とか茜とか、その辺に近いのかな。いい色です。(こういう赤ってわりと何色にでも合うのよねーと思いながら)


芯がしっかりしてるので切れる心配はなさそう。1本で編むのはなかなか大変だけど、この細さにしては1本でも編みやすい方だと思います。同レベルの細さで、もっと扱いにくい糸はいくらでもある。針と糸の相性にもよるかな。2本取りにしたらずっと編みやすいと思うので、多分、普段だったら2本取りで編むかもしれない(小物の場合)。セーターやカーディガンなら3本取り。ロングカーディガンやファスナー付きのジャケットだと4本取りかな。


縮絨&自然乾燥後↓ 
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家庭用の洗濯洗剤+お湯で洗ったら色が出たので、数回お湯をかえてすすいでタオルドライの後、平干しして自然乾燥。かなり風合いが変わりました。1本でレース編みだと洗う前はスカスカでわけが分からなかったのに、いい感じに詰まって模様がクッキリと出ました。ヤク糸の買った時の太さと同じくらいまで糸がブワーッと膨らんだような感じがします。いけるいける!このスワッチを見ながら元気だして爆編みします!
洗ったら、ほんとになんかミンクっぽくなったような。羊じゃないし、アルパカじゃないし、カシミヤともヤクとも違う…不思議〜。洗う前はあんなに細っこくて硬かったのに。


上(茶):ヤク糸Meiliの買った時の状態
下(赤):ミンク混糸Douce 縮絨後
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いやー、ほんと面白い糸ですねコレ。1キロコーンとか買って編み倒したくなってきた。


ちなみにこちらは洗って自然乾燥中の拡大↓ ぬれてる状態でもうこんなに毛が立ってます。すごーい!
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1本だと細すぎるかなと思ったけど、大丈夫そうですね。爆編みがんばります!