ブラザーの編機と修理と柴又帝釈天とうな重の話
【元旦の新年の抱負】に「機械編みをやってみたい」と書いたら、なんと古い編み機を頂きました。
元旦にあんな風に書いて、そのあと周りに「機械編みをやってみたい」と言っておいたんです。したら、親戚の友人がむかし使ってた編み機を処分する話が出たときに、私の話が出たそうで。いやあ、ほんと何があるかわからないです。まさかこんな流れでいきなり入手することになるとは。
やりたいことがあったら、周りに言っておくのってホントに大事ですね(笑)
機種名はブラザーの「KH-881 パリエ8」。
前の持ち主は機械編みの資格を持っていて、先生をしていた方だそうで。つまり、この子はかなりヘビーに使われてきた歴戦の勇者ってことですかね。それで処分されそうになったところを私に拾われるとは幸運な奴。
こんなものも一緒に頂きました。オートキャリジ KG-88 別売のもののようです。
こちらは使った形跡なし。たぶん新品のまま。電源コードをつないで取り付けて設定すると、手をはなしても勝手に編んでてくれる機械らしい。便利なような、訳が分からないような・・・。
(・・・それって何が楽しいのかしら?^^;
まずは、入っていなかった取扱説明書を取り寄せました。ブラザーの編み機の取説は【ブラザーのお客様相談室(その他の製品に関するお問い合わせ)】というところに問い合わせると、有料でコピー製本したものを送ってくれます。送料込みで512円、郵便振替・後払いでした。
ここまでで、編機がうちへ来てから約1週間。
で、ですね。
ブラザーから届いた取説と編機を見比べて、しばらく眺めてみて、針がみごとにぜんぶ錆びていること、「部品箱」とその中身がまるごとないこと、補助レールなどの必要な付属品がなくなっていること、それからあちこちのダイヤルやボタンが動かないことは私にも分かりました。
当然、ちゃんと修理して、必要なものは購入しないと使えません。さて、どうする? 処分するのも一つの手だけど、せっかく不思議な縁で私のところへ来た子たちなんだから、直してちゃんと使えるようになりたい。しばらく迷って、業者に見てもらうことにしました。
お願いしたのは【オダハラミシンサービス】さん。ブラザーのサイトにも載っていた修理サービス指定特約店です。
オダハラさんの場所は江戸川区の上篠崎というところ。今日、車で持っていきました。オーバーホールに18,000円と、それに足りない部品を買い足すと・・・・だいたいの見積もりをしてもらって、その場でお願いして預けてきました。終わるまでに半月〜1か月だそう。
全国から修理依頼の編み機が送られてくるようで・・・修理の順番待ちの編機がズラッと並んでました。修理にいくらかかったかは、終わって帰ってきてから改めて。
あ、針を総とっかえすると13,000円だそうです。が、針は自分でみがくのがいいと、わりとキッパリ言われたので「はい、頑張りますッ」と返事しました。みがき方も教えて頂きました。これは今後のことも考えてのことだろうと思います。
上篠崎っていうのは、柴又帝釈天(寅さんの地元)から数キロ南に下がったあたりなんですよね。せっかくここまで来たのだからと、お参りしていくことにしました。行ったことなかったんで。
逆光で失礼。きれいな参道があって、両側にお店がいっぱい並んでていい雰囲気。
こじんまりしてて、地元の人が大切に大切にしてるような、いい感じのところでした。行ってよかった。
お昼時だったので、【川千家】で、うな重いただきました。おいしかった。久しぶりだった。
まあ、そんなわけでブラザーの編機(と修理と柴又帝釈天とうな重)の話でした。この話の続きは編機が帰ってきてから。機械編みカテ作っちゃった。
追記。
参道でなんとなく買った松屋のセキトメ飴、ずいぶん評判よさげですね。ほんとに咳が止まるって書いてる人もいて。へ〜。買ってみてよかった。