みどりの雑記帳

みどりです。はてなダイアリーから移転してきました。編み物の話と日常雑記のブログです。

"Two-Tone Ribbed Shrug" not two-tone

20070318.jpg

Pattern: "Two-Tone Ribbed Shrug" from Fitted Knits
Designed by: Stefanie Japel
Yarn: Grignasco Charme 25 /col.977
Gauge:20sts /26rows
Needle: JPN 5 (3.6mm)
Started: 2007.3.17

新しいワンピースを買ったので、それに合わせて黒いボレロが欲しくなった。手持ちの糸で間に合うデザインを探して、買ったばかりの本から"Two-Tone ribbed shrug"にした。ゲージもピッタリ。襟元から編み始めて、両袖と後ろ身頃を1パーツで編んだ後、グルッと周りを拾ってリブ編みにするらしい。これって"One Skein Wonder"の春秋バージョン? 作り方が同じなんじゃないかな。 
糸はユザワヤのワゴンで安売りしていたもので、ウール70%、シルク20%、カシミヤ10%の上等な糸のよう。25g55m×10玉と半端で困ってたのだけど、これなら・・・。感触はザラに似た感じ。ザラよりもっとモチッとしてるかも。

★この本から編んでます。
Glampyre Knits » Fitted Knits Errata
(著者のサイトより正誤表)
全体的に写真が「ヴィンテージテイスト」というか、「古き良き」「懐かしの」「ダサかっこいい」感じがただよってるな、というのがこの本の第一印象。実際はとても新しい感覚のデザインだから、現実にいざ自分で作って着てみたら「斬新」な感じになるんじゃないかと思うけど、写真からではそうは見えない・・・。多分元からわざとそれを狙ってるのだ思うけど、ちょっと不思議。

この本は個々の作品の冒頭に長めの紹介があって、これがなかなか面白い。それによると"Two-Tone Ribbed Shrug"は、晩夏のちょっと肌寒い時に、袖なしの服や、肩・背中の開いたサマードレスの上に引っ掛けるのをイメージしたものだそうな。
パラパラ見ただけなのだけど、あと"Elizabeth Bennet cabled cardigan"もいいなあ(こちらに画像をupしてくれてる方がいます!)。名前にあるエリザベス・ベネットとはジェーン・オースティン高慢と偏見(or 自負と偏見/Pride and Prejudice) という本の主人公だ。いわく「『独身でそれもお金持ちというのであればあとは奥さんが必要なはずだというのは誰もが認める普遍的な真理である*1』とジェーン・オースティンは"Pride and Prejudice"の冒頭で言っている。もしもエリザベス・ベネットがこのロマンティックなカーディガンを着ていたら、ダーシーとの不和はもっと早く解決していたかもしれない。・・・中略・・・この可愛いセーターを着て、あなたのミスター・ダーシーを捕まえて!」・・・みたいなっ。