みどりの雑記帳

みどりです。はてなダイアリーから移転してきました。編み物の話と日常雑記のブログです。

ハンドカーダーを作った話

ハンドカーダーを作ろう!と叔母と一緒に決めた時、問題はあの「"曲がった針のついたやつ"だよね」という話になった。100均の子犬用のをばらして並べる案もやってみたけど、叔母がもっといいものを探し出してくれた。

1枚:1400円、2枚:2700円(送料別)

なんだよー、売ってる店あったじゃん! 針布(しんぷ)って言うのですって。
スピニングパーティの時、あるお店のご主人が自作のハンドカーダーを手に、この「針のついたやつ」は一般には売ってない、日本はもちろん英国でも作ってるところがない、探して探してアメリカのある工場で作ってるのを見つけた・・・と言ってたけど、あったねえ。製造元はどこだろう?
まあ・・・こういう道具は針の密度とか、角度とか、微妙な点が使い勝手に大きく影響するんだろうから、思い通りのものがない、という文脈だったのかもしれないけど(と書いておこう。でもそういう雰囲気の口調じゃなかったけどね。"作れるもんなら作ってみな"なんて言ってたし)。

そういうわけで・・・。ひつじクラブの1枚1400円の針布というのは、こういう細長い帯状のもの。隙間なく針が刺さっているので、真ん中に線を引いて、線の左右の針を抜く。

1枚をこうやって半分にすると・・・

A4サイズの板きれを4分割した土台にぴったり。ボンドで仮止めしてから、ガンタッカーで周りをガンガン打って固定する。

ガンタッカーは、打ち込み式の大型ホッチキス。板でもとめられるもので、ホームセンターで800円とかで売ってる。
*参考リンク:ホビーホッチキス(ガンタッカー)

完成。

土台の持ち手は、祖父がつけてくれました。でも、ようは持ち手の用をなせばいいんだから、不格好でもよければ、自分ひとりでもどうにかなると思う。ちゃんと使える。大満足。

材料費は1750円でした。

[>ひつじクラブハンドカード用針布