みどりの雑記帳

みどりです。はてなダイアリーから移転してきました。編み物の話と日常雑記のブログです。

スノーホワイト完成!!

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Pattern : Snow White by Ysolda Teague
Yarn : Cascade Yarns 220 Superwash #859 bluegneen, 4.5 balls
Needle : JPN6 & 7
2011/11/20 - 27
Ravelry Page


Ysolda Teague】さんの「スノーホワイト」を編みました。ピッタリ1週間で編めました。11月後半の1週間、他の編みかけは全部放り出して集中して一気に編みました。
完成したのはちょっと前なので、すでに何度か着て出かけてます。

この冬の間にスノーホワイトを編みたいとはずっと思ってたけど、もとの予定ではこっちの糸(Cascade Yarns 220 Woolの赤)を使おうと思ってたんだった。
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でも、緑色のものを編みたくてCO直前にいきなり別の糸で見切り発車。
Cascade Yarns 220 Superwash 859番の青緑色です。
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220 Woolと220 Superwashはどちらも100g220ヤード(約200m)。 220 Superwashはすごくいい糸だった!柔らかくて柔らかすぎないウールのミッシリ感、糸割れなんか無縁の撚り具合、よく見ると近似の色が2色混ざってる色の感じといい、もう本当に素敵な糸。この糸はまた使いたい。発色もいいし、色のバリエーションも豊富だし、100g玉だから5玉で十分セーターができちゃうのも魅力的。シッカリしてるから、メンズのセーターにもいいだろうなー。


220 Superwashはスノーホワイトの指定糸よりもちょっと細い。でも私は縦ゲージがすごく緩む人なので、色々がんばったんだけどやっぱり指定ゲージよりもだいぶゆるくて、パターンそのまま編むと長くなりすぎるので、あちこち細々と変えた。


スノーホワイトのパターン本文には、裾からの長さが書いてない。英文パターンだと「いま裾から○センチのところよ」みたいなのがあちこちに挟まることが多いんだけど、スノーホワイトにはそういうのが書いてなくて、ひたすら指示通りに編むしかない。ので、パターンの指定ゲージと段数をもとに、長さを割り出し計算しながら編んだ。・・・・それでもだいぶ狂って長くなっちゃったけど。


あと、胸元。胸元は面倒だった。
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元デザインの写真を見るとわかるように、パターンの通りだと開きが横に広すぎて仕事に着ていけないのはわかりきってた。
どうしたら狭くできるか考えてたんだけど、すごく簡単だった。バストの脇の減目の回数を多くすればいいだけ。
袖と合体させた後も、好きな広さになるまで毎段左右1目ずつ減目を続けて、フロントの減目の間の間隔を2目ゴム編みを伸ばした状態で約20センチになるようにした。
まだちょっと広い気がするけど、まあ、なんとか着られる。


スノーホワイトは、編みあがったあとで胸の開きを狭くすることができない。
編みあがったあとでは、胸の開きを狭くすることができないです。大事なことなので2度言いました!!(笑
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襟が普通の丸首ゴム編みやVネックだったら、拾い目の数とか長さで調節するとか、かぎ針で細編みを何段か入れて縮めちゃうとか、ごまかす方法は色々あるし、正直自分で着る分には「どうにでもなる」ものだけど、スノーホワイトは私には無理だった。なにをどうやっても、あとで細工すると目立ちすぎて汚い。ずっとゴム編みの流れがあるから、それを崩さずに減目で調節するしか方法はなかった。


後ろ見頃は、袖を付けてから垂直に約15センチのところまで減目を続けた。
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胸元の目を伏せて、そこから肩までは、パターンを参考にしつつぶっつけ本番でなんとかした。
何しろ、胸のところで目数を減らしてるせいで、全体の目数が激しく狂ってる。
自分メモとして書いておくと、襟首の後ろに向かうところの減目はマーカーからの距離=5目、11目、12目、14目、13目、16目、18目、21目(k2tog,k1,ssk,ssk)、23目(同左)、端から(同左)、(k1,k2tog,k1,ssk)で合計18目。あとは平らに編んで襟の後ろ中央でメリヤス接ぎで終了。

1週間でできることが分かったから、年末年始にでも爆編みしてもいいな。次は、今度こそ!のCascade Yarns 220 Wool別の糸で。